
小学校受験で落ちる親って、どんな性格・特徴があるの?
小学校受験で「落ちる親」の特徴を知ることは、「受かる親」の特徴を知る近道です。
この記事では小学校受験で「落ちる親」の性格・特徴をご紹介します。
小学校受験で「落ちる子の親」の性格・特徴は?
結果だけに一喜一憂し、できないことに怒る
テストの点数だけに「一喜一憂する」ということは、子どもの頑張りを見ずに結果しか見ていない、ということでもあります。
できなかった結果しか見ずに怒る姿勢は、子どもが「点数が悪い自分には価値がない」と不安になり勉強の意欲が低下してしまいます。
結果が思わしくなくても生の感情は子どもにぶつせず、子どもの頑張りを認めてあげしましょう。
合格する親は、できないことよりできることに目を向けられる方が多いです。
周囲の言葉にふりまわされる
「コネがある」「同校出身者が有利」「親の職業で有利不利がある」といったデマに振り回される親です。
子どもを幼児教室や塾に通わせるようになると、先生やママ友から色々な情報を聞くことが増えます。
そういった周囲の情報にふりまわされるのではなく、正しい情報を見極めて(うまく取捨選択して)ブレないようにしましょう。
子供の話を聞かない
親が子どもの話をちゃんと聞いてあげないと子供は、
「お母さんはどうせ話したって聞いてくれない」
「お母さんに話してもしょうがないから、私も聞かない」
という気持ちになってしまいます。
それが習慣化すると、外に出たときも「人の話を聞かない子どもになる」ということです。
小学校受験の面接・考査で、「人の話を聞ける子かどうか」という点は重視されるので、人の話を聞く力はとても大切です。
親が子どもの話をしっかりと聞いてあげれば、「お母さんの話を聞こう、私も話そう」という子どもに育ってくれます。
過干渉・過保護
「過干渉」は自主性や意欲に欠けた親の顔色をうかがう子どもに、
「過保護」は忍耐力に欠け依存心が強いわがままな子どもになりがちです。
実際このような母親は、面接で子どもが答えているときに手助けしようと横から口出しすることも。
その場合、面接官に「過干渉・過保護」という印象を与えますし、「子どもは母親の顔色ばかりうかがっていて自主性に欠け依存心が強い」と判断される可能性があります。
自己中心的
「学校が悪い!先生が悪い!友達が悪い!」と他人のせいにし、なにかと自分を正当化する親です。
学校側は、入学後にモンスターペアレンツ化しそうな親をふるい落とすための質問をすることもあります。
そのため、自己中心的な考え方が見え隠れするような回答をしてしまう親は警戒されます。
知育偏重型
ここでいう「知育偏重」とは子どもの月齢や発育段階を度外視して、子どもの能力以上のことを教育することです。
自分の能力以上の教育を受けた子供は当然「できないこと」が多くなるため、成功体験を積むことが難しくなります。
その結果、失敗を恐れるがあまり消極的で自信のない子どもになりがちです。
子どもの月齢や発育段階に見合った教育をするように心がけましょう。
溺愛型
「何をやっても許され、甘やかされ、欲しいものは何でも買ってもらえる」
このように溺愛されて育つと子どもは自立心が芽生えにくく、「他人にやってもらって当たり前」という傲慢な性格になりがちです。
やってもらうことばかりが当然なので人にしてあげることが苦手になり、コミニュケーション能力にも弊害が出てきます。
「人のために何かをやってあげる」というコミニュケーション能力は、小学校試験の1つ「行動観察」でも重視されます。
また溺愛されて育った子どもは家庭で過剰な愛情を受けているため、家の外に出るとそのギャップから疎外感を感じやすくなります。
我が子が可愛いのであれば、溺愛ではなく一歩引いて愛情を与えるように心がけましょう。